無限壁破り駆動開発 <colspan=∞>

テーマは北海道, オープンデータ, Web技術, HTML5, d3.js, カメラ, 韓国語, Javascript, Ruby, Python

2016年度のデータを追加 : 北海道観光客統計データ閲覧くん

北海道観光客統計データ閲覧くんに2016年度の北海道観光入込客数調査報告書 のデータを追加しました。

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このアプリケーションは昨年北海道オープンデータハッカソンにてクリプトン賞を受賞し、北海道オープンデータカタログに掲載されています。

北海道における2015年→2016年の観光客入り込み調査結果

全道の傾向

全体的には微増も、横ばいが続く結果になっています。 渡島は北海道新幹線の効果で潤っているようです。 一方で十勝の台風被害もはっきりと数値に現れています。

渡島

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十勝

台風の影響か、2008年から続く上昇が途絶える(60万人減)

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FOSS4G 2017 TokyoにてCS立体図ワンストップ生成スクリプトについて発表します

2017/9/16(土) 更新

発表を終えました。資料を公開します(CC BY 4.0)。

初稿

来たる2017/9/16(土)、FOSS4G 2017 TokyoにてCS立体図ワンストップ生成スクリプトについて発表します。

www.osgeo.jp

先日公開したスクリプト、および生成物について、概要とデモを発表します。 ベクトルタイルの流行の兆しを横目に、データエンジニアリングでゴリゴリ回す世界観を共有します。

github.com colspan.hatenablog.com

FOSS4Gとしては昨年と今年のFOSS4G Hokkaidoに参加していましたが、ついに関東でも発表者として参加できました!

foss4g.hokkaido.jp

今後も地理情報の世界にコミットしていきたいと思います。

CS立体図を生成するPythonスクリプトを作りました

2016年に長野県林業総合センターが提案し、とても地形が読みやすいと話題になったCS立体図をワンストップで生成するPythonスクリプトを作りました。また、それを用いたCS立体図も公開をはじめました。

国土地理院標高タイルを用いたCS立体図

※ この地図の作成にあたっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の基盤地図情報を使用した。(承認番号 平29情使、 第392号)

これまでに作られてきたものと違い、緑を基調とした配色にしてみました。地図や地形について詳しくない人も馴染みやすいものになったと思います。

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また、このCS立体図を生成するPythonスクリプトを下記にて公開中です。

github.com

この実装は下記の文献を参考に実装しました。

先人の皆様に深く感謝いたします。

九州地方の大雨を可視化しました

2017年7月5日に発生した九州地方の大雨による水位変動を可視化しました。 Github pagesにて公開しています。

過去に類を見ないほどの甚大な被害に見舞われている方々のご無事を祈ります。 危険な場所へは決して近づかず、逃げてください。

github.com

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対象期間

2017/07/01 01:00 ~ 2017/07/05 22:00

情報源

License

CC BY-SA 2.0 JP 三好邦彦

db analytics showcase sapporo 2017で講演をしました

2017/6/30~7/1に開催されたdb analytics showcase sapporo 2017に講演者として参加いたしました。

www.slideshare.net

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また、同時開催のFOSS4G 2017 Hokkaidoにも飛び入り参加し、数学、DB、機械学習、地理情報等、分野を越えて深い交流ができました。 今回招待をしてくださったインサイトテクノロジー株式会社様には、イベント運営や講演準備の協力など、多大な協力をいただけました。大変感謝をしております。本当にありがとうございました。

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また、6/30の講演終了後にインサイトテクノロジーのオフィスで開催されたPyData Sapporo決起大会では、突然のAI談義が始まり、PFNである自分が超大手の皆さんに混じってパネラーに巻き込まれることに…。札幌という非日常な場所で皆さんスリル満点ギリギリのトークで盛り上がりました。

FOSS4G 2017 Hokkaidoのセッションにも両日ハシゴしながら参加し、質疑応答や懇親会等でたくさんの意見交換ができました。 地理情報処理、データ解析、可視化、シビックテック、機械学習という、切っても切り離せない技術要素を股にかける機会を得た自分にとって、今回の2イベント併催は楽園そのものでした。今後も分野を超えてブリッジできるエンジニアとして精進します。

それにしても、両日の2次会は、すごかったなぁ(笑)

db tech showcase Sapporo 2017にて講演します

唐突な報告ですが、2017年4月から株式会社Preferred Networksにてエンジニアとして働いています。 前職と比較にならないほどの強い刺激を得ながらも、自分のペースでのびのびと仕事ができる素晴らしい環境に囲まれています。

さて、インサイトテクノロジー様のご厚意により、2017/6/30~7/1に札幌で開催されるdb tech showcase Sapporo 2017にて講演する機会をいただけることになりました。 講演内容は「A12:オープンデータ解析 地理統計オープンデータをまぜまぜHackしよう」です。

www.db-tech-showcase.com

これまでにオープンデータと戯れてきた過程で積み上げてきた解析レシピの一部を共有したいと思います。 Quadkeyを使ったオープンデータの符号化やLuigiを使った構成管理・並列化の事例など、FOSS4Gの枠を超えたとても泥臭い話を共有したいと思います。 間に合えばPFNらしくディープラーニングも混ぜたいけれど…。

当日のハッシュタグ#dbts2017 です。

私にとっては昨年のFOSS4G Sapporo 2016以来の札幌滞在になります。また札幌に帰れてとても嬉しいです!

他のセッションも盛り沢山で、聞きたいセッションがいっぱい。 そして、FOSS4G Hokkaido 2017も同時開催という、超贅沢な2日間です!

foss4g.hokkaido.jp

国土地理院の戦前の航空写真を着色する

モノクロで撮影された時代の国土地理院タイル画像ディープラーニングベースの着色技法(Automatic Colorization of Grayscale Images)を用いて着色しました。

実働デモをGithubで公開中です。

開発着手前には、着色エンジンのモデルを航空写真データで再学習しなければならないと予想していましたが、論文の公式モデルをそのまま流用するだけでもかなり体感的に良い着色ができました。 ニューラルネットワーク恐るべし。

今後は違う年代の写真も着色してみたいと思います。

着色前(元画像)

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着色結果

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License